iPhone と Android で音声・動画から文字起こしする方法をすべて解説
スマホで音声や動画を文字起こしする方法は5つあります。端末の標準機能、ファイルを共有して使う文字起こしアプリ、オンライン変換サイト、チャットアシスタント、配信サービスの文字起こし機能です。ほかのアプリにある録音なら、文字起こしアプリに共有するのがいちばん手軽です。
スマホで音声・動画を文字起こしする主な方法は?
iPhone でも Android でも、方法は大きく5つに分かれます。どれが合うかは、録音がどこにあるか、どのくらいの長さか、一字一句が必要か要点だけでよいかで決まります。
- スマホの標準機能:「ボイスメモ」や「メモ」、端末のレコーダーアプリで録ったばかりの音声に向いています。
- スマホ用の文字起こしアプリ:WhatsApp のボイスメッセージやインタビュー音声、動画ファイルなど、ほかのアプリから届いたファイルに向いています。
- オンライン変換サイト:どのブラウザからでも使えます。ただ、小さな画面では手順が増えます。
- チャットアシスタント(ChatGPT や Gemini など):全文の書き起こしよりも、文章について質問するほうが確実です。
- 配信サービスの文字起こし機能:字幕付きの YouTube 動画の多くで使えます。
始める前に、録音の最大の長さ、対応形式、対応言語、処理後のファイルの扱いの4点を確認しておきましょう。費用が気になる場合は、スマホで音声を無料で文字起こしする方法もご覧ください。
iPhone と Android は、アプリを追加しなくても文字起こしできますか?
ある程度はできます。どちらの OS にも文字起こし機能はありますが、使えるアプリ、機種、言語が限られています。
iPhone の場合
最近の iOS では、「ボイスメモ」や「メモ」で録音した音声を文字起こしして表示できます。ただし、対応機種と一部の言語に限られます。アクセシビリティ設定にある「ライブキャプション」は、iPhone で再生中の音声を文字で表示する機能です。表示を目で追うためのもので、文書として保存する用途には向きません。
Android の場合
多くの Android スマホでは、「自動字幕起こし」(Live Caption)で再生中のメディアに字幕を表示できます。Google の「音声文字変換」(Live Transcribe)アプリは、マイクが拾った話し声をリアルタイムで文字にします。Pixel の「レコーダー」や一部の Samsung Galaxy の「ボイスレコーダー」は、そのアプリで録音した音声を文字起こしできます。
注意点:これらのツールが対象にしているのは、そのアプリで録音した音声か、その場で流れている音です。WhatsApp のボイスメッセージ、Google Drive に保存したインタビュー、ダウンロードした動画などには、たいてい別の方法が必要です。音声をスピーカーで流して「音声文字変換」に聞き取らせることもできますが、精度は落ちます。
手順
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録音を探す
音声や動画が保存されているアプリを開きます。ボイスレコーダーのほか WhatsApp, Telegram, Google Drive や「ファイル」アプリなどです。
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「共有」をタップする
ファイルの共有メニューを開きます。メッセージアプリによっては、先にメッセージを長押しする必要があります。
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文字起こしアプリを選ぶ
表示されたアプリの一覧から文字起こしアプリを選びます。iPhone で見当たらない場合は、初回だけ「その他」をタップしてください。
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テキストを確認して書き出す
文字起こしを読み、人名や数字を音声と照らし合わせます。確認できたら、コピー、共有、書き出しのいずれかを選びます。
ほかのアプリにあるファイルを、スマホで文字起こしするには?
手元にある録音なら、iPhone と Android のどちらにもある共有メニューを使うのがいちばん早い方法です。音声を保存しているアプリで共有をタップし、文字起こしアプリに送ります。テキストはスマホ上で受け取れるので、パソコンもファイルの変換も必要ありません。
Zeepit はボイスレコーダーのほか WhatsApp, Telegram, Google Drive からも、この方法で使えます。アプリ内で「ファイル」や Google Drive からファイルを選ぶこともできます。Zeepit でできることは次のとおりです。
- 一字一句そのままの全文テキスト(言語は自動で判別されます)
- すぐに読める要約(短め・標準・長めから選択)と、必要に応じた翻訳
- コピーや共有のほか PDF, Word (DOCX), テキストファイルへの書き出し
対応する音声形式は mp3, m4a, wav, caf, ogg, opus, aac, flac, amr, webm です。mp4, mov, mkv, avi の動画ファイルも使え、処理されるのは音声トラックだけです。1件の録音は最長4時間までです。インストール後の最初の変換は長い録音も含めて無料で、アカウントもカードも不要、広告もありません。詳しくは音声ファイルを文字起こしする方法、動画を文字起こしする方法、文字起こしできるファイルの種類をご覧ください。
オンラインの音声・動画テキスト変換サイトは、スマホでも使いやすいですか?
検索すると、ブラウザで使う変換サイトがたくさん見つかります。サイトを開いてファイルをアップロードし、テキストができるのを待つ仕組みです。パソコンなら問題なく使えますが、スマホでは細かい手間が重なります。
- ファイルの選択。メッセージアプリの中にあるボイスメッセージは、ブラウザのファイル選択画面に表示されないことがあります。その場合は、先に「ファイル」アプリなどに保存する必要があります。
- 制限。無料版にはファイルサイズや長さの上限があることが多く、結果をダウンロードする前にアカウント登録を求めるサイトもあります。
- 対応形式。opus, amr, caf といったスマホでよく使われる形式に対応していないことがあります。
- 広告やポップアップが小さな画面を覆い、アップロードやダウンロードのボタンが見えにくくなることがあります。
- プライバシー。ファイルがどのくらいの期間保存されるのか、ほかの目的に使われないかを確認しましょう。
変換サイトを使う場合は、アップロードが終わるまでタブを閉じないでください。結果はページを離れる前にコピーしておきましょう。
ChatGPT や Gemini で音声・動画ファイルを文字起こしできますか?
できることもありますが、注意点があります。チャットアシスタントは対話のためのツールなので、ファイルから正確な全文テキストが得られるとは限りません。
- 音声や動画を添付できるかどうかは、サービス、契約プラン、ファイルの種類によって違います。
- 長い録音は、受け付けてもらえなかったり途中で切れたりします。全文ではなく要約が返ってくることもあります。
- 一字一句の書き起こしを頼んでも、文章が整えられたり省略されたりすることがあります。いくつかの箇所を録音と聞き比べてください。
- スマホのチャット画面から長い回答をコピーするのは手間がかかります。
チャットアシスタントが役立つのは、むしろ文字起こしのあとです。できあがったテキストを貼り付けて、内容について質問できます。録音を最初にテキストにする段階では、文字起こし専用のツールのほうが安定した結果を得られます。
YouTube 動画やポッドキャストのリンクからテキストを取り出すには?
ネット上のコンテンツなら、ファイルがなくても文字にできる場合があります。
- YouTube の文字起こし機能:字幕付きの動画の多くでは、アプリでもウェブでも概要欄に文字起こしを表示があります。タイムスタンプ付きで表示されますが、スマホではコピーしにくく、字幕のない動画では使えません。
- 視聴中の字幕:Android の「自動字幕起こし」や iPhone の「ライブキャプション」を使うと、再生中の動画に文字が表示されます。ただし保存はできません。
- リンクから要約:Zeepit は公開されている YouTube 動画やポッドキャスト、ウェブページのリンクを受け付けて、要約に変換します。長い講演や番組なら、必要なのは要約だけということもよくあります。
具体的な手順は、YouTube 動画を文字起こしする方法で紹介しています。
よくある質問
iPhone で、すでに持っている音声ファイルを文字起こしできますか?
基本的に、そのままではできません。「ボイスメモ」や「メモ」の文字起こしは、そのアプリで録音した音声が対象で、対応機種と言語も限られます。メールや WhatsApp, Google Drive で受け取ったファイルは、共有メニューから文字起こしアプリに送りましょう。
スマホで動画からテキストを取り出すには?
mp4 や mov などに対応した文字起こしアプリに、動画ファイルを共有します。アプリが音声トラックを読み取るので、事前に音声を抜き出す必要はありません。YouTube 動画なら、概要欄の「文字起こしを表示」を探すか、リンクを受け付けるツールを使いましょう。
スマホで音声を無料でテキスト化する方法はありますか?
あります。iPhone, Pixel, 一部の Samsung 端末の標準機能は、対応機種と言語の範囲内であれば無料で使えます。無料で始められる文字起こしアプリも多いので、長い録音を変換する前に、無料で使える範囲を確認しておきましょう。
録音を文字起こしアプリに送っても安全ですか?
サービスによって違います。機密性の高い内容を送る前に、ファイルがどこで処理されるか、どのくらい保存されるか、再利用されるかをプライバシーポリシーで確認しましょう。Zeepit はファイルをサーバーで文字起こしし、すぐに削除します。保存や再利用はせず、録音を AI の学習に使うこともありません。文字起こしと要約はスマホ内に残ります。