動画を文字起こしする:どんな動画ファイルもテキストにする方法
動画をテキストにするとき、使われるのは音声トラックだけです。文字起こしツールが mp4 , mov , mkv , avi の中の話し声を聞き取り、話された言葉をそのまま書き出します。多くの場合、数分で終わります。
動画の文字起こしは、実際に何をテキストにするのですか?
動画の文字起こしがテキストにするのは、音声トラックに入っている話し声です。ツールがファイルを開いて音を聞き取り、話された言葉を書き出します。映像そのものは読み取りません。
ここから、2 つのことが決まります。
- 画面の上にしか存在しない文字、たとえばスライド、名札、映像に焼き込まれた字幕は、文字起こしには出てきません。
- 音のない動画からは何も生まれません。マイクがミュートだった場合や、書き出しのときに音声が抜け落ちた場合は、取り出せるものがありません。
逆に言えば、動画をわざわざ mp3 に変換しておく必要はありません。動画に対応したツールは自分で音声を取り出します。手作業で変換しても、時間が減るだけです。
もう一つ区別しておきたいのが、文字起こしと字幕ファイルの違いです。文字起こしは文書のように続けて読めるテキストで、字幕は同じ言葉を短い行に切り、時間を付けたもの。書き出し方が別ものです。
どんな動画ファイルを文字起こしできて、長さの上限はどれくらいですか?
よく使われるコンテナは、たいていどのツールでも通ります。mp4 , mov , mkv , avi です。スマホで撮った動画、画面収録、カメラや会議アプリからの書き出しは、ほとんどがこのどれかになります。
大事なのは中身です。
- 音声トラックが入っていること。書き出しの設定によっては黙って抜け落ちることがあるので、始める前に音量を上げて再生してみてください。
- 話し声が聞き取れること。自分が聞いて分かりにくい場所は、ツールにとっても分かりにくい場所です。
- 長さが上限に収まっていること。Zeepit は 1 件あたり 4 時間までの動画ファイルを受け付け、使うのは音声だけです。2 時間の mp4 もそのまま渡せます。
容量よりも長さのほうが効きます。映像は早い段階で捨てられるからです。4K で重い 10 分のクリップは短い仕事、軽くても 2 時間の講義は長い仕事になります。古い .wmv やカメラ独自の形式など珍しいファイルは、作成したアプリから mp4 で書き出し直すのが早道です。
手順
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動画に使える音声が入っているか確かめる
音量を上げてファイルを再生します。自分が聞いて分かりにくい場所は、どのツールにとっても分かりにくい場所です。がっかりする文字起こしを見てからではなく、いま録り直すか書き出し直してください。
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スマホでファイルを開くか、共有する
文字起こしアプリの中で動画を選びます。iPhone なら「ファイル」から、Android ならファイル選択画面や Google Drive から。あるいは「写真」アプリや WhatsApp , Google Drive で開き、「共有」をタップしてアプリを選びます。
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音声トラックを読み取らせる
変換は要りません。mp4 , mov , mkv , avi はそのまま渡せて、使われるのは音だけです。言語は自動で判定されます。長いファイルほど時間がかかるので、早めに始めてください。
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文字起こしを読んで、名前と数字を直す
動画と照らし合わせながらテキストをざっと確認します。固有名詞、数値、日付を直してください。ほかの人が読む前に見ておく価値があるのは、この 3 つです。
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要約して、コピーするか書き出す
1 時間の映像を読める数段落にまとめ、テキストをワンタップでコピーするか、渡す相手に合わせて PDF , Word , プレーンテキストで書き出します。
スマホ、パソコン、ブラウザ版:どこで文字起こしするのがいいですか?
「動画 文字起こし」で出てくるツールの多くは、パソコンで開くブラウザ版です。ファイルをドラッグして、待って、結果をコピーする。動画がすでにノートパソコンの中にあるなら、それで十分です。
やっかいなのは、よくあるほうのケースです。動画がスマホの中にあるときです。自分あてにメールで送り、転送を待ち、もう一度アップロードする。5 分のクリップのために踏む手順としては、3 つ多すぎます。
スマホなら、道は 2 つです。
- アプリの中でファイルを選ぶ方法。iPhone なら「ファイル」から、Android ならファイル選択画面や Google Drive から選びます。
- 共有メニューを使う方法。「写真」アプリや WhatsApp , Telegram , Google Drive で動画を開き、「共有」をタップして文字起こしアプリを選びます。
Zeepit は iPhone と Android で、この 2 つ目のやり方に合わせて作られています。デスクトップ版はなく、パソコンからアップロードするものもありません。インストール直後の最初の変換は無料で、アカウントもカードも要りません。同じ操作は WhatsApp の音声メッセージにも使えますし、流れは使い方のページで確認できます。ファイルがノートパソコンの中にあるなら、ブラウザ版のほうが向いています。
実際に撮った映像から、精度の高い文字起こしを得るには?
精度の大半は、録画ボタンを押す前に決まっています。ツールは、聞こえたものしか書けません。
- 距離がすべてに勝ちます。話す人の隣、テーブルの上に置いたスマホは、硬い壁の部屋で 2 メートル離れた場所に置いた同じスマホより、はるかに良い文字起こしになります。
- いちばん手強いのは音楽です。ナレーションの下に流れる BGM は、エアコンのような一定のノイズよりも結果を悪くします。
- 声が重なると結果は混ざってしまい、あとから直す手立てはありません。会議では、一人ずつ話してもらうようお願いする価値があります。
そのあとは結果を見直します。ほかの人に渡す前に見ておきたいのは 3 つ。固有名詞、数字、そして文末の句読点です。句読点は聞こえたものではなく、推測で付けられています。動画を早送りしながら文字起こしを一度ざっとなぞるだけで、重要な箇所はだいたい拾えます。それでも、打ち込むよりずっと速いままです。
文字起こしができたら、そのあと何をしますか?
そのままの文字起こしが成果物になることは、あまりありません。必要になるのは、たいてい次のどれかです。
- 要約。1 時間の動画が数段落になります。決まったこと、残った疑問、次にやること。
- 検索できる文書。言葉がテキストになれば、うろ覚えの場面も検索で見つかります。
- 翻訳。ポルトガル語やスペイン語、日本語で撮った動画も、録り直さずに別の言語で読めます。
- 渡すためのファイル。取引先や先生には PDF , Word 。自分のメモに貼り付けるならプレーンテキストです。
いまどきのツールは言語の判定が自動なので、何語で話したかを自分で指定する場面はほとんどありません。文字起こしも要約も翻訳も、多くの言語に対応しています。
Zeepit では、文字起こしと一緒に、短め・中くらい・長めから選べる要約が届きます。テキストも要約もワンタップでコピーでき、PDF , Word , プレーンテキストへの書き出しは Zeepit Pro の機能です。何が含まれるかは機能のページにまとめてあります。
文字起こしのあいだ、動画ファイルはどう扱われますか?
動画は書類よりも私的なものです。顔、部屋の様子、同僚、取引先との打ち合わせ。大事なファイルをどこかに送る前に、確かめておきたいことが 4 つあります。
- 処理のあともファイルは保存され続けるのか、その場合はどれくらいの期間か。
- 自分で削除できるのか、それはバックアップにも及ぶのか。
- 内容がサービス改善のために再利用されるのか。
- 文字起こしは端末に残るのか、それともオンラインのアカウントに保存されるのか。
答えはツールによって大きく違います。まじめなツールなら、プライバシーポリシーのページに書いてあります。使うと決めたツールについては、一度目を通しておいてください。
基準として妥当なのは、文字起こしが終わったらファイルはすぐ削除され、保管も再利用もされず、録音を AI の学習に使わないことです。そして文字起こしがアカウントではなく端末に残るなら、アプリを削除するとテキストも一緒に消えます。残しておきたいものは書き出しておきましょう。
よくある質問
文字起こしの前に、動画を mp3 に変換する必要はありますか?
必要ありません。動画に対応したツールは mp4 , mov , mkv , avi から音声トラックを直接読み取ります。手作業の変換は工程が増え、音質を落とすこともあります。先に確かめたいのは、音が入っているかどうかです。ミュートのまま書き出したファイルからは、空の文字起こししか出てきません。
動画の画面に映っている文字も読み取ってくれますか?
読み取りません。文字起こしが扱うのは音だけなので、スライドや名札、映像に焼き込まれた字幕は含まれません。画面の情報が必要なときは、スクリーンショットを撮っておくか、収録中に要点を声に出して読み上げ、音声のほうに残しておくのが確実です。
文字起こしのあと、動画はサーバーに残りますか?
ツールによって違うので、プライバシーポリシーを読んでください。Zeepit の場合、ファイルは送信されて文字起こしされ、その直後に削除されます。保管も再利用もせず、録音を AI の学習に使うこともありません。文字起こしと要約はスマホの中に残るので、取っておきたいものは書き出してください。
ポルトガル語やスペイン語、ドイツ語、日本語の動画でも使えますか?
使えます。多くのツールは言語を自動で判定し、ポルトガル語、スペイン語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、日本語、トルコ語をはじめ多くの言語に対応しています。あとから翻訳もでき、録り直す必要はありません。精度は、話し声がどれだけはっきり録れているかで決まります。
人名や専門用語がよく間違っているのはなぜですか?
珍しい言葉は、音だけを手がかりに推測されるからです。人名、略語、ブランド名、専門用語、そして数値が、いちばん間違いやすいところです。文字起こしを一度通して直すほうが、全部を打ち込むよりはるかに速く、ここだけは省かない価値があります。