WhatsApp の文字起こし機能とアプリの違い:標準機能でまだできないこと
WhatsApp 標準の文字起こし機能は、ボイスメッセージをスマホでテキストにできます。ただし対応言語は少なく、WhatsApp Business では使えません。要約、翻訳、書き出しもできず、チャット外の音声は扱えません。こうした足りない部分は文字起こしアプリで補えます。
WhatsApp 標準の文字起こし機能では何ができるのか
WhatsApp では、ボイスメッセージを再生せずにテキストで読めます。設定 > チャット > 音声メッセージの文字起こしをオンにして文字起こしの言語を選び、ボイスメッセージを長押しして「文字起こし」をタップします。音声の吹き出しの下にテキストが出ます。
うまく機能している点は次の2つです。
- プライバシーに配慮した設計:WhatsApp によると文字起こしは端末上で行われます。変換のために音声がサーバーへ送られることはありません。
- 短いメッセージなら手軽:対応言語のちょっとしたメッセージなら、読みたいチャットの中でそのままテキストを確認できます。
できるのはここまでです。対象はボイスメッセージだけで、1件ずつ処理され、表示もアプリ内に限られます。以下では、よく検索され、よく質問される不足点を順に見ていきます。
標準の文字起こしが対応していない言語は?
いちばん多い不満は対応言語です。しかも iPhone と Android で対応言語が同じではありません。
- Android:選べる言語はごくわずかです(最後に確認した時点では4言語)。自分の言語が一覧になければ、文字起こしはまったく使えません。
- iPhone:対応言語は多めですが、端末の音声認識の設定に左右されます。また、Siri をオンにしておく必要があります。
実際に使うと、もう1つ問題があります。設定できる文字起こし言語は1つだけです。別の言語で録音されたメッセージは誤変換だらけになるか、使えるテキストがまったく出ません。途中で言語が切り替わるメッセージもうまく処理されません。家族で2つの言語を使う人、海外のチームで働く人、海外に知り合いがいる人は、この問題に日常的にぶつかります。
話されている言語を自動で判別するツールなら、言語を切り替える手間がありません。音声を送れば、録音そのものから言語を判別してくれます。
手順
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ボイスメッセージを選ぶ
WhatsApp か WhatsApp Business でチャットを開き、テキストにしたいボイスメッセージを長押しします。
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共有メニューを開く
Android では画面上部の共有アイコンをタップします。iPhone では「転送」をタップし、画面下の共有アイコンをタップします。
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Zeepit を選ぶ
アプリの一覧から Zeepit を選びます。音声がそのまま開くので、アップロードや変換の作業はいりません。
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読む・翻訳する・書き出す
文字起こしと要約を読み、必要なら翻訳します。そのあとコピーや共有をするか、PDF, Word, プレーンテキストで書き出します。
WhatsApp Business に文字起こしの設定が見当たらない理由
お店や教室、サービス業で WhatsApp Business を使っていて、文字起こしの設定を探しても見つからなかったかもしれません。標準の文字起こし機能は WhatsApp Business では使えません。注文、住所、予約の変更、クレームなど、長いボイスメッセージがいちばん届くのがまさにこのアプリなのにです。
テキストがないと、詳細を業務ツールに写すために1件ずつ再生しなければならず、何度も聞き直すことも珍しくありません。あとから検索することも、請求書や予約システムに貼り付けることもできません。
回避策は iPhone でも Android でも同じです。ボイスメッセージを選んで共有メニューを開き、音声を文字起こしアプリに送ります。詳しい手順はWhatsApp Business のボイスメッセージを文字起こしする方法で解説しています。
要約・翻訳・書き出しは不可:標準の文字起こしは読むだけで終わり
標準の文字起こしは読むためのテキストで、作業に使えるテキストではありません。できないことは次のとおりです。
- ボイスメッセージの要約がない:WhatsApp のチャット要約はボイスメッセージを対象にしていません。5分のメッセージは結局すべて読む必要があります。
- 翻訳がない:知らない言語のメッセージは、文字起こしできたとしてもその言語のままです。
- 文書として書き出せない:報告書や顧客ファイル、勉強ノートに添付するために、WhatsApp から PDF, Word ファイルとして保存することはできません。
- 構成がない:出てくるのはひとかたまりのテキストだけで、ざっと目を通せる要点はありません。
急ぎかどうかを知りたいだけならこれで十分です。でも話の内容をもとに動く必要があるなら、結局どこか別の場所で手作業でまとめ直すことになります。
長いボイスメッセージと WhatsApp 以外の音声
標準機能が扱えるのは WhatsApp のボイスメッセージだけです。次のものには使えません。
- ボイスレコーダーアプリで録った会議、講義、インタビューの録音
- Files, Google Drive などに保存した音声ファイルや動画ファイル
- Telegram などほかのメッセージアプリのボイスメッセージ
- ポッドキャストや YouTube 動画
文字起こしが出ない、途中で切れているという声がいちばん多いのも長いボイスメッセージです。文字起こしがまったく表示されない場合は、設定や言語の選択が原因のことが多いので、まずWhatsApp の文字起こしができない時の対処法を確認してください。
それ以外の音声には、1つのチャットアプリに限らず、スマホのどこにあるファイルでも受け付ける汎用の文字起こしツールが必要です。
WhatsApp の文字起こしとアプリ、どちらを使うべき?
- 標準の文字起こしが向いているのは、対応言語で届いた短い個人的なメッセージで、すべてをスマホ内で処理したいときです。
- アプリが向いているのは、別の言語、WhatsApp Business、要約、翻訳、PDF, Word ファイル、WhatsApp 以外の音声のテキストが必要なときです。
Zeepit は後者のために作られたアプリです。iPhone でも Android でも、ボイスメッセージを共有するだけで、一字一句の文字起こしとすぐに読める要約(短め・標準・長め)が届き、必要なら翻訳もできます。言語は自動で判別し、WhatsApp の音声形式もそのまま読み込めます。録音は最長4時間まで対応しています。テキストはコピーや共有ができ、PDF, Word, プレーンテキストのファイルとしても書き出せます。
正直に書いておくと、音声は文字起こしのために Zeepit のサーバーへ送られ、処理が終わるとすぐに削除されます。保管はせず、録音を AI の学習に使うこともありません。文字起こしの結果は端末に残ります。インストール後、最初の変換は無料で、アカウント登録もいりません。詳しくはWhatsApp ボイスメッセージのページをご覧ください。
よくある質問
WhatsApp のボイスメッセージの文字起こしが自分の言語で使えないのはなぜですか?
WhatsApp が文字起こしできる言語は限られています。Android は iPhone より対応言語が少なく、iPhone でも Siri と音声認識の設定に左右されます。自分の言語が対象外だと、項目が表示されないか、誤ったテキストになります。言語を自動判別する文字起こしアプリにメッセージを共有するのが一般的な回避策です。
WhatsApp Business でボイスメッセージを文字起こしできますか?
できません。WhatsApp Business には標準のボイスメッセージ文字起こし機能がありません。お客様からのボイスメッセージをテキストにするには、iPhone か Android でチャットから音声を文字起こしアプリに共有します。そのうえで、テキストをメモや受注システム、顧客記録にコピーしてください。
WhatsApp でボイスメッセージを要約したり翻訳したりできますか?
標準機能ではできません。WhatsApp のチャット要約はボイスメッセージを対象にしておらず、標準の文字起こしは話された言語のまま表示されるだけです。要約や翻訳がほしい場合は、音声ファイルからその両方を作れる文字起こしアプリにボイスメッセージを送りましょう。
WhatsApp 標準の文字起こしはアプリよりプライバシー面で安全ですか?
WhatsApp によると、文字起こしは端末上で行われ、音声はサーバーに送られません。多くの文字起こしアプリはサーバーで音声を処理するので、アプリごとの方針を確認しましょう。たとえば Zeepit は文字起こしが終わるとすぐにファイルを削除し、保管もしません。結果はスマホに保存されます。
WhatsApp の文字起こしを PDF や Word ファイルで保存できますか?
WhatsApp だけではできません。文字起こしはチャット内のボイスメッセージの下に表示されるだけです。文書にしたい場合は、PDF, Word ファイルを書き出せる文字起こしアプリにボイスメッセージを共有し、できたファイルを必要な場所に添付したり保存したりしてください。