無料の文字起こしツールを比較:各ツールの無料枠で実際にできること
どの無料ツールが合うかは、音声がどこにあるかで決まります。スマホ標準の録音アプリは、そのアプリで録った音声なら無料です。無料の Web サービスは分数やファイル数に上限があります。Zeepit のようなスマホアプリなら、どのアプリの音声でも扱え、最初の数回は無料です。
手元の録音には、どの無料ツールを選べばよいですか?
まず、音声がいまどこにあって、どれくらいの長さなのかを確認します。機能を比べる前に、これだけでほとんど絞り込めます。
- スマホの標準録音アプリで録った場合:まずはそのアプリに付いている文字起こし機能を試しましょう。費用はかからず、ファイルを移す必要もありません。
- 音声が別の場所から来た場合(WhatsApp のボイスメッセージ、Google Drive 上のファイル、同僚から届いた録音など):ほかのアプリのファイルを受け付けるツールが必要です。
- 録音が長い場合(講義、インタビュー、会議など):月の合計時間だけでなく、1ファイルあたりの長さの上限を見てください。
- その場で話しながら入力したい場合:無料の音声入力で十分です。ただし、すでにあるファイルは処理できません。
- パソコン操作に慣れていて、利用上限をなくしたい場合:自分で動かすオープンソースのソフトなら無料ですが、インストールと設定は自分で行う必要があります。
検索するときは「文字起こし 無料」「音声 テキスト化 無料」などの言葉を使う方が多いでしょう。transcribe audio free のような英語の検索でも同じです。どの検索の裏にも、同じ疑問があります。「最初にぶつかる上限はどれか」ということです。
無料枠の比較:各ツールの上限をそれぞれの単位で整理(2026年9月時点)
この一覧は2026年9月に確認した内容です。無料枠はよく変わるので、使う前に各ツールの最新の条件を確認してください。
- Zeepit(iPhone と Android):上限は変換の回数で数えます。インストール直後の最初の数回は、長い録音も含めて無料です。残りの利用状況はアプリ内に表示されます。1回の録音は最大4時間まで。アカウント登録、カード、広告はありません。
- iPhone のボイスメモ:回数の上限はありません。使えるかどうかは端末、iOS のバージョン、言語によります。ボイスメモアプリに保存された録音を文字起こしします。
- Google レコーダー(Pixel):回数の上限はありません。Pixel 端末だけで使え、対応言語で、アプリ内で録った音声が対象です。
- Samsung ボイスレコーダー(Galaxy):回数の上限はありません。端末のモデルと言語パックによって使えるかどうかが変わり、アプリ内の録音が対象です。
- Google ドキュメントの音声入力:上限は自分が話す時間です。マイクを使ったリアルタイム入力なので、ファイルは読み込めません。
- Whisper(オープンソース):上限はパソコンの処理時間と性能です。無料で動かせますが、環境構築は自分で行います。
- フリーミアム型の Web サービス:上限は月あたりの分数、1日あたりのファイル数、1ファイルの最大長のいずれかであることが一般的です。多くはアカウント登録が必要です。
手順
-
アプリをインストールする
iPhone または Android に Zeepit をインストールします。最初の数回の変換には、アカウント登録もカードも必要ありません。
-
音声を送る
ボイスレコーダーや WhatsApp, Telegram, Drive で録音の共有をタップし、Zeepit を選びます。アプリ内で「ファイル」から選ぶこともできます。
-
文字起こしを読む
言語は自動で判別されます。全文の文字起こしと、短い・標準・長いから選べる要約がすぐに表示されます。
-
コピーまたは書き出す
テキストをコピー・共有するか、PDF, Word (DOCX), プレーンテキストとして書き出します。
「無料」の条件:使う前に確認したい上限
無料枠が役に立つのは、その上限が手元の録音に合っている場合だけです。アップロードする前に、次の点を確認してください。
- 1ファイルあたりの長さ。月の合計時間が多くても、1ファイルが短い時間で打ち切られては意味がありません。2時間の講義なら、2時間を一度に受け付けるツールが必要です。
- 上限が何を数えているか。分数、ファイル数、日数はそれぞれ別物です。短いボイスメッセージを10件送るだけで、「1日あたりのファイル数」の上限にすぐ達することがあります。
- 言語。標準の文字起こし機能は、一部の言語にしか対応していないことがよくあります。韓国語やベトナム語などで録音するなら、対応言語に入っているか確認しましょう。
- ファイル形式。ボイスメッセージは opus, ogg, amr 形式のことが多く、これらを受け付けないツールもあります。その場合、先に変換する手間が増えます。
- テキストの取り出し方。文字起こし結果をコピーできるか、ファイルとして書き出せるか、どの形式に対応しているかを確認します。
- アカウントと支払い情報。最初にカード登録を求め、無料期間が終わると自動で課金が始まる体験版もあります。
- ファイルの扱い。録音が保存されるのか、どれくらいの期間か、ほかの目的に使われるのかを確認しましょう。
スマホ標準の文字起こし:無料だがアプリや端末に縛られる
スマホにもともと入っている無料の文字起こし機能は、いちばん手軽に始められる方法です。ただし、知っておきたい制限があります。
iPhone の場合
ボイスメモは、最近の iOS かつ対応言語であれば、アプリ内の録音に文字起こしを表示できます。文字起こしの項目が出てこないときは、ボイスメモの文字起こしが表示されないときの対処法でよくある原因をまとめています。
Android の場合
Pixel には Google レコーダー、Galaxy には Samsung ボイスレコーダーの文字起こし機能があります。どちらも、そのアプリで録った音声が対象です。Samsung の機能は端末のモデルと言語パックによって使えるかどうかが変わります。ボタンがグレーのまま押せない場合は、Samsung ボイスレコーダーで文字起こしができない原因を参考にしてください。
標準機能でできないこと
これらの機能は、ほかの場所から来た音声を想定していません。WhatsApp のボイスメッセージ、ポッドキャストのエピソード、動画ファイル、人から送られてきた録音などです。機種変更にも弱く、Pixel の機能は iPhone に乗り換えると使えなくなります。こうしたケースでは、どんなファイルでも受け付けるツールが必要です。
スマホで音声ファイルを無料で文字起こしする方法
音声がすでにスマホに入っているなら、たいていパソコンは不要です。Zeepit は iPhone と Android に対応しています。アプリ内で「ファイル」や Google Drive からファイルを選ぶこともできますし、ボイスレコーダーや WhatsApp, Telegram, Drive などほかのアプリで音声の共有をタップし、Zeepit を選ぶこともできます。パソコンからのアップロードも、形式の変換も必要ありません。
対応形式は mp3, m4a, wav, caf, ogg, opus, aac, flac, amr, webm です。動画ファイル(mp4, mov, mkv, avi)も読み込め、音声トラックだけが使われます。言語は自動で判別されます。一語一句の全文テキストに加えて、短い・標準・長いの3段階から選べる要約がすぐに届き、必要なら翻訳も作れます。
インストール直後の最初の数回は、長い録音も含めて無料です。アカウント登録、カード、広告はありません。それ以上使いたい場合はサブスクリプションに登録でき、利用状況はアプリ内に表示されます。
プライバシーについて:ファイルは Zeepit のサーバーに送られ、文字起こしが終わるとすぐに削除されます。録音の保存や再利用は行わず、録音を AI の学習に使うこともありません。文字起こしと要約は端末内に残ります。
無料の文字起こしで十分? 5分でできるツールの試し方
精度を左右するのは、料金よりも録音の状態です。長いファイルを無料枠に預ける前に、簡単なテストをしてみましょう。
- 聞き取りにくい部分を選ぶ。背景に雑音がある、2人の声が重なっている、表記の難しい固有名詞が出てくる、といった2分ほどの部分を用意します。
- 2つのツールで試す。人名、数字、話者の切り替わりをそれぞれどう処理するかを比べます。
- 言語を確認する。文の途中で言語が切り替わる場合、ツールがそれに気づくかを見ます。
- テキストを取り出してみる。コピー、共有、または普段使う形式への書き出しを実際に試します。
どのツールでも効く習慣もあります。話す人の近くで録音する、反響の多い部屋を避ける、圧縮して録り直したものではなく元のファイルを使う、の3つです。詳しくはスマホで音声を無料で文字起こしする方法をご覧ください。
よくある質問
無料で使えるおすすめの文字起こしアプリは?
音声によって変わります。スマホの録音アプリで録った音声なら、標準の文字起こし機能がいちばん手軽な無料の選択肢です。ボイスメッセージや動画、長い録音など、ほかのアプリのファイルなら、iPhone と Android で使える Zeepit のように共有されたファイルを受け付けるアプリを使いましょう。
上限がまったくない無料の文字起こしツールはありますか?
自分のパソコンで動かすオープンソースのソフトなら利用上限はありませんが、設定の手間と処理能力が必要です。サーバー上で動くサービスは、分数、ファイル数、1ファイルの長さ、言語、端末のいずれかで無料枠を制限しています。自分に当てはまる上限を確認してください。
スマホで音声を無料でテキストにできますか?
できます。iPhone のボイスメモ、Pixel の Google レコーダー、Samsung ボイスレコーダーは、対応言語であればアプリ内の録音を無料で文字起こしできます。ほかのアプリのファイルなら、Zeepit はインストール後の最初の数回が無料で、アカウント登録、カード、広告も不要です。
無料の文字起こしツールに、非公開の録音を預けても大丈夫?
アップロードする前に、各ツールのポリシーを読みましょう。ファイルが保存されるか、どれくらいの期間か、再利用されるかを確認します。Zeepit は文字起こしが終わるとすぐにファイルを削除し、録音を AI の学習に使わず、文字起こしは端末内に残ります。
長い録音に対応した無料の文字起こしツールは?
月の合計時間だけでなく、1ファイルあたりの最大長を見てください。無料の Web サービスでは、長いファイルが途中で打ち切られることがよくあります。Zeepit は最大4時間の録音に対応し、最初の無料の変換にも長い録音が含まれます。